1番古い記憶

ブログを始めてから過去を振り返る事が多くなった。楽しかった記憶が蘇ったり、思い出したくない記憶が蘇ったりと、なんだかんだ面白いからブログ開設した目的は達成出来てるような気がする。

 

様々な記憶が蘇るにあたり「自分が覚えている1番古い記憶はなんだろう?」と思うようになった。

思い返すと数多くの奇行が思い浮かぶ。

 

人様の家の養生してる苔をバクバク食べてみたり、自分から田んぼにハマり靴をわざと無くしてみたり、実家に置いてあったマッサージチェアにオチンチンを当ててみたり、オチンチンをデコピンして鍛えてみたり、シャンプーのノズル部分を外してオチンチンを入れてみたり、オチンチンに絵を描いてみたり、オチンチンでピアノを弾こうと頑張ってみたり、オチンチンを…

 

とにかく僕の人生にはいつもオチンチンが寄り添っていてくれたように思う。

 

オチンチンはさて置き1番古い記憶に話を戻す。1つの記憶が蘇ってきた。それは、親戚一同の集まりで、自分がベビーチェアに座らされてイクラを食べている記憶だ。イクラを一粒食べるごとに親戚達が拍手をしてくれたのを覚えている。まだ言葉があまり喋れず、ただ淡々と食べている。ベビーチェアに座り言葉が喋れないとなると1〜2歳ぐらいの時だろうか。

ここまでだと「ろくに喋れもしない時のどうでもいい事をよくもまぁ覚えてるな脳の無駄だろ俺は生きている価値がないクソ人間だな」ぐらいの感想になるけど、1つ気になる点がある。

この「イクラを食べている時」が撮影されていて、小学校低学年の頃にホームビデオとして見た記憶がある。だから1〜2歳ぐらいの記憶と見せかけ、実は小学生の時の記憶、と思うかもしれないが、イクラを食べていた時を思い出すと自分がイクラを食べている一人称視点で思い出される。ホームビデオに映ってない親戚の顔までも鮮明に思いす事ができる。ここまで見ると「1.2歳の頃の出来事を小学校の時に復習するように見たから覚えてるだけだろ馬鹿だな俺は本当生きてる価値ないよなトホホ」となるかもしれないが、僕は中学生までイクラを食べた事がなかったのだ。なんか赤くて丸くて生臭くて食わず嫌いしていた。じゃあ僕が思い出す、そしてビデオでも見たイクラを食べてる記憶はなんだったのだろう。母親に電話してビデオの存在を尋ねてみたが「そんなビデオは無い」と言われた。

じゃあ、あのビデオを見た記憶は何なのか。本当にイクラを食べていたのか。良く考えたら鮮明に覚えている親戚をあれ以来見た事無いじゃないか。

答えは闇の中だ。

 

結局自分が1番古い記憶と思っていたものが事実では無いなら、幼稚園の頃オシッコを漏らした事が1番古い記憶になる。これは今でも友人に言われるのでおそらく本当。けど、この友人も僕の記憶違いか何かで現在まで脳内にのみ存在する友人だったらどうしようか。

 

皆さんも過去を振り返ってみてはいかがでしょうか?

その記憶は本物ですか?

オチンチンは寄り添ってくれていますか?